鹿児島旅行①の続きです。
ホテルにチェックインして荷物を置いた後は、桜島に向けて出発です。そういえば、こちらのホテルには子ども用のパジャマがレンタルできました。
さて、ホテルの玄関をでてすぐの天文館電停に向かいました。
久しぶりの市電は乗り方も変わっており、現金と交通系カードのみだったのが、クレジットカードのカード決済もできるようになっていました。これはめちゃめちゃ便利!
大人170円 子ども(小学生以下)80円でした。
私たちの場合は、後部ドアから乗るときにピッとリーダーにかざして、降りるときに運転手さんに大人二名、小学生1名、2歳1名というように伝えました。
久しぶりの・・・10年ぶりくらい?市電は大学時代にワクワクして天文館に飲みに行ったこととか、旅行のときに大きなスーツケースをもって乗ったこととかいろいろなことを思い出しました。
市電のなかは、あまり混んでおらず、ベビーカーありでも乗車できました。
朝・夕のラッシュ時にはベビーカーは厳しいかもしれません。
市電の中ではお姉さま(笑)2人にどこから来たのと話しかけられたり、水族館口で降りるからね~よばれたらピンポン押してね なんて長女に話しているうちにすぐに到着しました。
今回は晴れていたので、電停から桜島フェリー乗り場まで歩くことができました。雨だとうーん厳しいかも・・・?な距離です。
鹿児島には4年住んでいたけど、この道はほとんど歩くことがなかったので何をみても新鮮に映ります。
私たち夫婦は鹿児島愛が強いので、本気で車のご当地ナンバーを桜島バージョンの鹿児島ナンバーにしようかと思っていたくらい。(笑)そんな私たちからするとかっこいいグレーの桜島ナンバーが目の前を通るだけで嬉しくなっちゃいます。
あれって、居住地いがいのものをつけることはできないんですよね・・・?
桜島フェリーターミナルにつきました。
ベビーカーでも登れるエレベーターで2階に上がり、ちょうどフェリーが到着したところだったので、そのまま乗り込みました。
宮崎に住んでいるとなかなか船に乗る機会は少ないので、親子で大興奮。ベビーカーありだとフェリー内の階段が大変でした。
我が家のチョイ乗り(市街地用)ベビーカーはサイベックスリベルで、子どもが下りたら軽々と(夫が)運べるので助かりました。
ディズニーとか用(エアバギー)だと階段を運ぶのは無理ですね。
ちょうど鹿児島水族館のいるか水路でいるかのトレーニングをしていたところで、いるかのジャンプをみることができました。
出航まで待っている時間に桜島フェリーの何とも言えないうどんのダシのにおいが・・・うどん食べたくなっちゃいますね。
錦江湾を桜島方面に進みながら、海を見てみるとなんとトビウオを見ることができました!
大学時代、鹿児島から沖縄に23時間くらいかけてフェリーで行っていたけど、初めてみたトビウオは感動したのをよく覚えています。本当にしゅ~~~って飛ぶんです。
偶然にも長女(7歳)も見ることができて、感動していました。
錦江湾には野生のイルカもいるんです。運が良ければ見れるんですが、今回は見ることはできませんでした。
そうこうしているうちに桜島に到着しました。
桜島フェリーは桜島港で支払いでした。こちらでもクレジットカードやICカードなどキャッシュレス対応が可能となっていました。
大人200円、こども(1歳~小学生)100円でした。
とても利用しやすい価格ですよね。かっこいい桜島に向けてフェリーに乗るという体験だけで心躍るのに、お手頃な価格なんて鹿児島の人たちがうらやましいです。
到着後は桜島フェリーターミナルから歩いて15分とネットで調べた恐竜公園へ歩いて行ってみることにしました。
ぐにゃぐにゃと蛇行する坂をどんどん上っていくと、あまりの急斜面に夫、私、長女(7歳)は息がはぁはぁになりました。
一方、ベビーカーに乗っていた次女(2歳)はもっと早くすすめ~とゆうゆう快適なようでした。
途中、木々が開けて錦江湾を見下ろせるポイントがあったのですが、そこで見たキラキラ光る光景は一生懸命歩いて上ったからこそ見れたものですね。
桜島自然恐竜公園には、このような恐竜がいるようです。
我が家はジュラシックワールドが大好きで家族で休日によく見るので、大きな恐竜の遊具に大興奮でした。
ただ、雨の後だったので地面が濡れていて滑り台が滑れませんでした。
木を使っている遊具は経年劣化しているものもあって、うちの娘たちは2人ともばんそうこうをはるくらいの怪我をしました。
一番大きな滑り台はあまり滑らなかったようですが、大笑いで子どもたちも滑っていたのでそれもまたいい思い出です。
さぁ、公園で遊んだ後は、あの蛇行する急斜面の坂を下りなければなりません。
ベビーカーを離してしまったら、ジェットコースターのスピードで滑っていきそうな傾斜です。
長女が2歳くらいのころ、近所の公園の坂道で歩いていたら足が止まらなくなってしまい頭からごっとーんとこけたこと、怖すぎて私も長女と一緒になって泣いたこと、思い出しました。
足がどんどん早く進みそうになるのを我慢して、来た道を下ります。
ようやく桜島フェリー乗り場の近くについたところで、桜島溶岩なぎさ公園足湯に行きました。
全長100mの足湯は地下1,000mより湧出する天然温泉を利用しているようです。赤褐色の足湯に入れば、身体がポカポカ温まります。
大学生時代から大好きでした、この足湯。鉄のにおいがプンプンして本当にあったまるんです。
娘たちも初めての足湯に大興奮。2歳の次女は下手するとすぐ全身入っちゃいそうだったので体はしっかりキープして(笑)
二人とも上がりたくないようでした。
こんな素敵な足湯が無料で入れることも鹿児島の人たちが本当にうらやましいです。
眼前に広がる錦江湾、または後ろにそびえる桜島を眺めながら家族でゆったり足湯を経験しました。
全長100mの足湯の真ん中あたりで楽しんでいたのですが、せっかくだからう一度上がって、端っこを見てみようとなりました。
実は私たち夫婦は大学時代のダイビングサークルで年に数回、錦江湾に潜っていたのです。エントリーするポイントの近くを子どもたちに見せたいなと思って、足湯の先端まで行ったところ・・・次女はいつの間にか靴をぬいでまた足湯を楽しんでいました。小さい2歳の子にも足湯の気持ちよさがわかるんだな~と感じました。
足湯の前の恐竜公園への修行のおかげで、わたしたちも入った後の気持ちよさが何倍にもなった気がします。
名残惜しそうな子どもたちをやや引っ張りながら、桜島フェリーターミナルに向かいます。
桜島ターミナルでは、MINATO Cafeで降灰ソフトクリームを食べました。