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みそ汁1杯 の健康

皆さんは毎日みそ汁を飲んでいますか?

私の家では・・・今まであまり飲んでいませんでした。

というのも、朝は前日の疲れを抱え、眠い目をこすりながら家族の食事を準備し、これまた疲れがとり切れない子どもたちをいやいや起こし、バタバタと自分の準備をしながら・・・過ごしていました。

朝食のメニューは

和食:ごはん+ふりかけ+余裕があれば(目玉焼き+フルーツ)

洋食:パン+バター+余裕があれば(目玉焼き+フルーツ)

というなんとも寂しい食卓でした・・・。でも精いっぱいだったんです。

みそ汁を作ったとしても、子どもたちは飲まないことも多くありました。

そんな日々を過ごしていましたが、図書館で目についた「ためしてガッテン」の本でみそ汁の栄養や機能性について勉強しました。

大まかに内容を残しておきますね。

日本は長寿国であります。今、お年寄りで長生きしている人たちが子どものころは牛乳やチーズなんてなかなか手に入らず、肉もめったに食べられなかった時代でした。その代わりに、米やイモ、豆などをしっかり食べていました。日本人が昔からよく食べてきた食べ物は体にとても良いと海外の人たちからも注目されています。

日本の食事といえば、ごはんにみそ汁。

そのみそ汁にはがんを防ぐ効果があるということがわかっています。

みそ汁を飲んでいる人はがんになりにくいという報告が国立がんセンターからあっています。

毎日、みそ汁を飲む人は飲まない人に比べてがんで死亡する人が少ないという結果がでています。

みそ汁でがんにならないワケは・・・

まず、がんというのは体の細胞が突然悪い細胞に代わって体のあちこちをおかしていく病気です。原因はいくつもありますが、その一つが活性酸素という体に毒になる物質がもとで起こるといわれています。活性酸素は細胞を老化させて悪い細胞に変身させる原因の一つです。活性酸素は必ず人間の体の中に入ってきます。そのためどんどん消していく必要があります。

みそ汁の中には活性酸素を消す「サポニン」という抗酸化物質が含まれていることがわかっています。

このような実験が行われました。

活性酸素を抑える働きをしたときに、食品からかすかな光が出ます。この光が強いほど活性酸素を抑える抗酸化作用が強いことを示しています。

お茶<牛乳<コーンスープ<スタミナドリンク<コーヒー<<<みそ汁

とみそ汁の光が一番強くなりました。これはサポニンの効果であると考えられます。

また、みそ汁とみそ汁の原料である大豆とを比べるとみそ汁のほうがはるかに光が強かったそうです。大豆を発酵させる(味噌にする)ことにより活性酸素を消す働きが強まったと考えられます。

みそ汁のサポニンは活性酸素の運搬と処理を行うことができるすごい成分なのです。ただし、サポニンが処理する活性酸素は数が限られているためサポニンを次々に体の中に入れていく必要があります。

つまり、みそ汁は毎日飲んでいる方がいいということですね。

私たちの日常の生活にあって当たり前のみそ汁ですが、明日からは栄養のことも考えながらできるだけ毎日飲みたいですね!

子どもとも一緒にみそ汁づくりに挑戦したいと思います。

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